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雑記館

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変わり者が綴る備忘録。

日高義樹ワシントンリポート10周年記念講演会

日高義樹ワシントンリポート10周年記念講演会_d0058150_23115645.jpg今日は昨日書いたとおり、学年会を最初の30分ほどで早退して霞ヶ関は日本プレスセンターへ。日高義樹氏の講演会を聞きに行くためである。講演会のタイトルは、「これからの10年、何がおきる・日高義樹の予測」であった。(←入口の写真、非常口のランプとか写りこんでたり、ぶれてて申し訳ない…。)

会場へつくと、受付で招待状と引き換えに日高氏著の「日米は中国の覇権主義とどう戦うか」がプレゼントされた。気前良いな、おい。え、これ1400円もするじゃーん。やったやった。

間に合う時間ぎりぎりまで学年会に出ていたため、会場に着いて5分ほどで講演会が始まった。テレビ東京現役アナウンサーの司会、プロデューサーの挨拶に続き、日高義樹氏が登場。さっそく講演が始まった。

テレビでは中々聞けない面白い話しがいろいろ出て面白かった。会場もときおり笑いに包まれることも。来ている方が普段の視聴者であり、さらに年齢層が高めと言うことも有ったのだろうが…。正直、ここで書くのがためらわれるような恐ろしいこともお話された…w

お話されたことのいくつか(差しさわりのない)内容を挙げてみると、

>日本について
・日米関係は現在、そして今後も良好である。
・日本は経済構造が変化し、金がダブついている。
・企業の内部留保が外部に株式の配当などで出てくるようになった。
・在日米軍は中国の攻撃圏である沖縄からは近い将来撤退する。 また、横須賀等一部を除いて撤退する。
>中国について
・人民元は高くなる以外にない。
・米中関係は人民元切上げと石油を巡って対決となるだろう。
・現在の石油価格高騰はその対立の表面化である。
・中国の軍拡は経済的主張を通すための抑止力である。
・中国がアジアを支配するのはさけられない。
>米国について
・ブッシュの後継候補は上院のマケイン氏が有力。
・2016年までは米国はおそらく共和党政権である。
・現在の米国の好景気は借金による好景気である。
・民主党政権になれば、円高と人民元切上げによって世界恐慌が発生する。

などなど…。他にもいっぱいありました。

日高氏は、日本経済についての米国有識者の見方・六カ国協議をはじめとする北朝鮮を巡る問題など、様々なお話をされた。公演時間が3,40分ほどしかなかったのが非常に残念であった。

そして、講演会は終了。繰り返しになってしまうが、テレビでは聞けないようなことまで聞けたのは良かった。そして、第一線で活躍される方の声を聞くと言うのはやはり有意義である。非常に高い競争率の中、抽選に当たりこの講演会に来れたことを考えると運が良かったとしか言いようがない。今日聞いたことを頭の中に入れて自分の学部学科の勉強をするというのも非常に面白そうである。
日高義樹ワシントンリポート10周年記念講演会_d0058150_23215063.jpg
(写真、会場の様子。かなりの人が来ていたがやはり年齢層は高めであった。)
by admiral-fukuchan | 2005-10-26 23:23 | 歴史・国内外情勢

by admiral-fukuchan